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福島原発に川の痕跡 汚染水問題、難航の原因 浄化優先、海洋放出も模索

福島原発に川の痕跡 汚染水問題、難航の原因 浄化優先、海洋放出も模索

2013/9/7 3:30

 東京電力福島第1原子力発電所の汚染水の問題が深刻度を増している。当事者能力を失いつつある東電に代わり、政府が収拾に乗り出した。増え続ける汚染水の構図を一変させるには、浄化して海に放流する計画を軌道に乗せる必要がある。

 「やはり川だったのか……」。産業技術総合研究所(茨城県つくば市)の丸井敦尚地下水研究グループ長は1枚の古い白黒写真を見て、うなった。

 第2次大戦後に米軍が撮影したとみられる福島県双葉町付近の航空写真。いま福島第1原発のある場所に、海へと流れ込む一筋の川がくっきりと映っていた。丸井氏は政府の汚染水処理対策委員会に参加する地下水研究の第一人者だ。

 福島県は南北に阿武隈高地が貫き、山に降った大量の雨水は川や地下の水脈を通じて東の太平洋に流れ出る。その水の通り道の上に、福島第1原発は造られていた。

 福島第1原発1号機が工事の認可を受けたのは、列島が高度成長でわいた1967年。「地形を考慮せずに建設したことが立地上の欠陥となり、いまの汚染水問題のそもそもの原因」と丸井グループ長は指摘する。

 水との戦いという宿命を負った福島第1原発。その出口は見えない。

 地震で亀裂が生じた原子炉の建屋に大量の地下水が常に流れ込み、放射性物質を混ぜ込んだ汚染水は1日400トンずつ増え続けている。政府が今年度予算の予備費も使って建設を目指す遮水壁は地下水の流れを食い止めるのが最大の狙いだ。

 東電は原子炉を水で冷やしながら、汚染水を敷地内に貯蔵して急場をしのいでいる。だが誤算続きだ。東電が造った地下貯水槽は今春に使い始めた直後に漏洩が発覚し、使えなくなった。土を掘り防水シートを敷いただけの現場をみた水処理会社の専門家は「考えられない脆弱な構造。当然漏れる」とあきれた

 相次ぐ漏洩を起こした地上のタンクは、溶接をせずボルトで鋼板をつないだだけ。「発注の予算が少なく、しっかりしたタンクが造れなかった。通常の原発なら汚染水のタンクはエックス線を使って漏洩の点検をするが、今回はそれも不可能だった」。福島第1原発で廃炉作業に関わる協力会社の関係者は、厳しい実情を打ち明ける。

 1千トンの汚染水を満たしたタンクは、厚さわずか20センチのコンクリートの基盤上に並ぶ。「地震が起きたら耐えられるのか」と産総研地質調査総合センターの安原正也主任研究員は懸念する。


 悪い流れを変える手立てはないのか。過去に鉱毒の地下水の汚染対策などを手がけた地下水技術協会の黒田和男事務局長代理は「汚染水は地中に染み込めばどこに行くかわからないというのが業界の常識。まずは汚染水の浄化を最優先で考えるべきだ」と指摘する。

 汚染水から大半の放射性物質を取り除く多核種除去設備(ALPS、通称アルプス)が、計画より1年近く遅れて月内に稼働する見込みだ。タンクの腐食などのトラブルがあったが、東電は課題を克服したと説明する。国はより高機能な設備にも財政資金を投じる。

 ALPSは62種類の放射性物質を除ける半面、トリチウム(三重水素)を除去できない。ただトリチウムは水と極めて似た性質を持ち、生体内に蓄積されにくい。

 折しも日本原子力学会の調査委員会(委員長・田中知東大教授)は2日に公表した報告書案でトリチウムを含む水について、海に含まれる濃度まで薄めて放出するよう提案。「漏洩の恐れがあるタンクで保管するよりも、海に放出する方が環境汚染のリスクが小さい」と主張した。

 浄化処理して環境への負荷を小さくした水を海に放出できれば、タンクに余裕が生まれ、高濃度の汚染水の総量も減る。水の問題で初めて好循環を生むには、ALPSを動かすことが先決だ。





あべさん。 あべさん。 これはどうなんでしょうか〜??



トリチウム濃度上昇5日間で36倍 東電「15万ベクレル検出」
産経新聞 9月14日(土)18時18分配信
 東京電力福島第1原発の地上タンクから汚染水が漏れた問題で、東電は14日、タンク北側約20メートルの観測用井戸で13日採取した地下水から、トリチウムを1リットル当たり15万ベクレル検出したと発表した。8日採取分と比べると濃度は5日間で約36倍上昇。地下水のトリチウム濃度は日を追うごとに高まっている。

 地下水調査が始まった8日に、1リットル当たり4200ベクレルを検出。10日には法定基準値6万ベクレルを超える6万4000ベクレル、11日は9万7000ベクレル、12日には13万ベクレルだった。

 東電は「タンクから漏れて土壌にしみ込んだ汚染水が、地下水に到達し、量が日ごとに増えている」とみている。

 一方で、東電はタンクの近くを流れる排水溝から13日採取した水で、ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質の濃度が1リットル当たり940ベクレル検出したと発表した。6日採取分(1リットル当たり120ベクレル)から約8倍に上昇している。

 排水溝では7日から、高圧洗浄機を使った排水溝の除染作業をしており、東電は「除染作業で事故の際に飛び散った周囲の放射性物質が集まった可能性がある」と説明している。
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